2024年3月28日木曜日

物件情報ウィンドウや図面表示ウィンドウ(ダイアログボックス)のボタンが見切れてしまう。

 画面サイズの小さいモバイルパソコンでALTA(アルタ)を利用しているときに、設定ウィンドウ(ダイアログボックス)の「OK」ボタン等が見切れてしまい押すことができないということがあります。

画面設定の推奨サイズより小さい場合は、解決方法がありません。

PCのプログラム一覧から「設定」⇒「システム」⇒「ディスプレイ」を確認してください。

メーカー推奨のディスプレイ(モニター)設定は「拡大率:100%」「解像度:1920×1080(フルHD)」です。
また、文字の拡大率が「125%」や「150%」となっているケースでも、ダイアログボックスの一部が掛けてしまう現象が発生します。

対応サイズ以下のパソコンでは「tab」キーでボタン位置を順番に移動してから「Enter」キーを押すというやり方をお試しください。



2024年2月21日水曜日

ALTA(アルタ)の見積もりデータをAnyONE(エニワン)で取り込みたい

 AnyONE(エニワン)は工務店業務を一元管理するソフトです。

顧客管理⇒見積管理⇒工程管理⇒入出金管理⇒アフター管理と連動する住宅のメンテナンスまでフォローするシステムです。

ALTAで作成した見積書は他社ソフトと連携が可能です。
ここでは、AnyONEへの取り込み方法を紹介します。(ALTA_Ver6以降)

アルタで見積もりを作成し「ファイル」の「外部データへエクスポート」を選択します。


ファイル名を設定し、手任意の場所にCSVファイルとして保存します。

AnyONEを起動して「見積」から「見積取込」を選択します。(契約形態によってオプションになっている場合があります。)

見積取込対象の図面ソフトなどの一覧から「ALTA(見積vision)」を選択します。

「参照」ボタンから、ALTAで作成したCSVデータを選択して下さい。

取り込みをするには、必ずAnyONE側で対象となる「工事」が必要です。

取り込みが完了すると、AnyONE側での編集が可能となります。






2023年12月12日火曜日

平均GLを表示してみたい

 アルタは敷地領域に高低差を作ることができます。
このような物件では平均GLの「自動算出」が可能です。いかがその手順です。


敷地に高低差を作ります。
敷地領域のうえに「傾斜面」の法面を重ねて入力すると敷地に高低差ができます。


建築面積を指定するために「性能・構造」メニューの『面積自動』を選択します。


「建築面積」にチェックを付けて自動生成します。

最後に、平均GLの自動算出をします。
「物件情報」を選択して、敷地概要の項目選びます。

平均GLの「自動算出」ボタンをクリックすると、数値が算出されます。

作図をするには、にプレゼンモードの状態で『図面』ボタンから立面図を作成します。


作成した図面には平均GLが表記されます。

※平均GLの表記は設計モードの立面には反映されませんVer8.01



2023年4月3日月曜日

素材を自分で追加したい

 素材データを追加したい場合は以下の手順となります。
(ちょっと面倒ですが、確実な方法)

【準備】
①シームレスな画像データの入手

壁紙メーカーなどで繰り返し貼ることができる画像

②画像の高さ×幅サイズの入手


【追加の手順】
①物件一覧画面で「建材」の項目を表示します。
「建材」の項目が無い場合は『表示』の設定を変更してください。



②必要に応じて「建材」の項目にフォルダを追加してください。
「建材」を右クリックするとメニューから「ファルダの作成」ができます。


③既存のmasterから「素材」の複製を作成してください。
内装の項目等を選ぶと、既存データが表示できます。
対象項目を右クリックして「素材の複写」を選択してください。

※素材によっては複製の編集ができないものがあります。




④素材の複写先を任意の建材フォルダに設定します。

⑤任意のフォルダに複製した「素材」データを編集します。

アイコンをダブルクリックすると、詳細設定画面が表示されます。
テクスチャに☑をして、ファイルの項目から任意のシームレス画像を指定します。

画像が切り替わったら、サムネイルの画像変更をクリックします。


リストのアイコンができたら、アイコンを右クリックして、名前を変更します。

⑥物件を開いて、確認します。
アイコンができていればドラックアンドドロップで貼付けができます。




2023年1月6日金曜日

玄関框と建具の重なりで穴が開く

 建具と玄関框の取り合いになる部分に穴が開くことがあります。

パース図にすると、枠と框が干渉している箇所に、床に穴が開く状態です。
枠の位置を調整すると表示は改善します。
図のように框を開口部がまたがないように入力サイズを調整してください。
パース図の穴が改善されます。
※納まりとして框を優先したい場合は立体領域で蓋をしてください。




アルタの操作支援 入力代行・操作指導も受け付けています
http://www.mokken.com/

2022年12月26日月曜日

腰壁の上にカウンターを設置する

 ALTA(アルタ)では、腰壁の上にカウンターを設置することができます。

設置の方法別に入力方法を紹介します。

①腰壁の上に均等に出ている


②腰壁から片側に飛び出ている


まず①のタイプですが、初めに腰壁を「笠木無」で入力します。
「間取」の項目からリボンメニューの「壁」を選択して入力します。
属性パネルの設定で、「種別」=「腰壁」、「笠木」=「なし」を選択します。

「間取」の項目からリボンメニューの「カウンター」を選択して入力します。
属性パネルの設定で、「カウンタータイプ」=「天端乗せ」に設定して、任意の幅のカウンターを腰壁の上に入力します。

これで、腰壁の上にカウンターが乗っかった状態になります。


②のタイプのカウンターは、腰壁/笠木あり+カウンター/壁面取付の、組み合わせで表現します。
まず腰壁を「笠木」=「有り」で入力します。この時カウンターと同じ「厚さ」にします。

次に「間取」の項目からリボンメニューの「カウンター」を選択して入力します。
属性パネルの設定で、「カウンタータイプ」=「壁面取付」を選択します。

高さを合わせずに二つの要素を入力すると下図のようになります。

笠木とカウンターの高さをそろえると下図のようになります。
(この時笠木のチリは0にしましょう)
素材を合わせて貼り付けると、違和感がなくなります。









2022年10月8日土曜日

平面図のインテリア重なり表示(机の上に椅子!?)

 ALTA(アルタ)では平面図に机や椅子の三次元部材を配置することで、簡単に内観パースが作成できます。ただし、机⇒椅子の順に入力をすると、図のような状態になってしまいますよね。

平面では、椅子が机の上に載っているように見えますが、パース表示にした場合は何も問題はありません。
平面のインテリアデータ表示順は、入力順となっているため、後から入れたものが上に乗っかっているように表示されます。
この表示順を変更したい場合は、まず対象となるインテリア(ここでは椅子)を選択します。
次に、マウス右クリックを長めに押してから指を離すと以下のような拡張メニューが表示できます。拡張メニューの中から、「最上面で表示」や「最下面で表示」を選択することで、平面の表示順は変更できます。
今回は、椅子を机の下に表示するため「最下面で表示」を選択しました。図のように椅子は机の下側に表示されます。
エクステリアでも同じ対応が可能です。お試しください!